もし姪っ子、甥っ子が両親を失ったら…
さっき、あるサイトのコメントを見ていて悲しい気持ちになりました。
「姪が親に先立たれてひとりになり、叔母である自分が引き取るべきか」悩んでいる方の投稿に対するコメントなんですが…
「よく考えた方がいい」
「中学卒業したなら自立できるのも近い。引き取るべきではない」
という方向のコメントがものすごく多いのにビックリ。
私にも中学を卒業して高校1年生になったばかりの姪がいます。
でも、とてもじゃないけど「もうすぐ自立できる年齢」とは思えません。
私だったら、そんな姪っ子を施設に預けるなんて考えられません。
夫ともたまに話しますが、彼の甥っ子、姪っ子についても同じことが言えます。
お互い、どちらかの甥っ子、姪っ子が両親を失うことがあれば引き取るつもりで了解しています。
姉本人はそんなことを私たちが話し合っているとは知りませんけどね(笑)。
ああいう「引き取るべきでない」派の多数のコメントを見て、驚くと同時に、だから今でも日本に施設が必要なんだなあ…と合点が行きました。
親を失った孤児を引き取る家族が存在しない場合ならともかく、実の叔父叔母でさえ引き取りをちゅうちょする場合があるんですもんね。
もちろんさまざまな事情で、どうしても引き取れない場合もあるんだろうと思いますが。
私たちも、姉夫妻に何かあった場合を考えると、日本で暮らす姪っ子ふたりをどうやって引き取るのか、というところで壁にぶつかってしまいます。
そう思うとカナダで暮らす私たちが引き取るよりも、姉の旦那さん側のきょうだいが引き取るほうが現実的なんでしょうね。
いろんなケースがあるんだろうから、一言でバッサリと決めつけられるものではないだろうけど、それでもやっぱり「引き取りたくない」人が多いのが悲しかったです。